全国滋賀県人会とは
【趣旨】
国内で、北は北海道より、南は沖縄に至る全国42都道府県50か所に、念願の 「滋賀県人会」が設立されました。
その昔、先人が”でんびん棒”をかつぎ全国を行商して以来、今日も全国各地で県人が活躍されています。
これは、先人諸先輩各位のご遺徳を頂いてのことと深謝する次第であります。
これからも、県人は先人諸先輩の教えを今一度思い出し、皆がまとまり互助精神豊かに生きる生活の知恵を知って、次世代に申し送りたいものです。
目に見えないこの偉大な赤い糸(財産)を大切に維持し、幅を広げたいものです。
尚、海外には現在15の県人会が活動しています。
【目的】
本会は既に各地において結成され、親睦と相互協力のもとに推進されている県人会 の各種事業及び後進に対する指導の輪をさらに拡大充実するため組織するものです。
母なる琵琶湖の水を共有した緑を大切に、先人の育んだ尊い教え「三方良し」の精神 を大切に、県外・海外にあっても互助の精神を豊かに自分の住む地域を大切にし社会 生活になじみ融合するという我ふる里のオリジナル精神を希求する事を目的しています。
【沿革】
全国各地で活躍している近江商人の末商は江戸時代前から手を携え協力し合い、 地縁・血縁という目には見えない生活の知恵を活用して、古より全国各地で滋賀県人 の輪を形成してきました。
そのような中、各地の滋賀県人会を連携しようとする機運が高まり、1964年に全国 滋賀県人会が発足しました。
その後1989年に国内21県人会、海外8県人会を統合した「全国滋賀県人会連合会」が活動をはじめました。
1990年に当時の越後会長(伊藤忠商事株式会社社長)の下で広報誌「全滋連」が発刊され組織が活発化し、現在は、北は北海道から南は沖縄に至る全国47都道府県全てに滋賀県人会が設立されています。
また海外においても16の滋賀県人会が設立されており、世界中合わせて70もの地域において滋賀県人会を数えるに至っております。
ご挨拶
県人会の皆様、新年あけましておめでとうございます。
この2年近くのコロナ禍、いかがお過ごしでしたでしょうか。さぞかしご不便を感じられたのではないかと推察いたします。
今年こそ、コロナの暗雲が晴れ、生きる喜び、生活する楽しさを味わいたいものです。
滋賀県では「コロナとのつきあい方滋賀プラン」に基づく対応について発表し、「滋賀らしい生活三方よしステージ」(ステージ1)への移行として、
①基本的な感染対策を徹底しながら、日常生活を取り戻すこと
②感染拡大防止と社会経済文化活動との両立を図ること
を掲げています。
また、新型コロナウイルス感染症対策「滋賀県がんばる医療・福祉応援寄附」として寄附を呼びかけています。
一方、滋賀県の景況の先行きについては全産業では「上昇」の見通しです。経済活動は期待も込めて活発になることが予想されています。
昨年は嬉しいニュースがありました。
それは「東京オリンピック2020」で大橋悠依選手(彦根市出身)が400m、200m個人メドレーで金メダル獲得、「東京パラ2020」で木村敬一選手(栗東市出身)が100m平泳ぎで銀メダル、100mバタフライで金メダル獲得したことで、これらの功績を称え、滋賀県は県民栄誉賞(二人の活躍を受けて創設)を授与。
同じく「東京パラ」トライアスロンで銀メダルを獲得した宇田秀生選手(甲賀市出身)に「県民スポーツ大賞・栄誉賞」を授与しました。
最後になりましたが、この1年、良い年でありますよう、また皆様のご健康とご活躍を心より祈念致します。

全国滋賀県人会連合会 会長
植本 勇
新年あけましておめでとうございます。
健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年が希望に満ちた素晴らしい年になりますことを心よりお祈り申し上げます。
植本会長をはじめ滋賀県人会の皆様には、滋賀県政全般にわたり格別の御支援と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症については、昨年も収束の兆しが見えず、皆様とお出会いすることが難しい状況が続いており、大変残念に思っています。
引き続き、皆様と力を合わせてこの難局を乗り切ってまいりたいと存じます。
本年は、コロナ禍で損なわれた滋賀県の「健康」を取り戻し、人・社会・自然の全てが充足した、本当の意味での「健康しが」を目指していきます。
そのため、全ての県民が自分らしく健やかな生活が送れるように「こころの健康」の取組を強化してまいります。
また、子どもを産み育てやすい社会を実現させる「次世代・子ども政策」を強化していきたいと存じます。
また、コロナ禍により打撃を受けた地域経済を再生させ、新しい生活様式や価値観が求められる時代にあっても選ばれる滋賀を目指し、「活力ある滋賀づくり」も行っていきます。
さらには、全世界における喫緊の課題である気候変動対策に対しても、CO2ネットゼロ社会の実現や琵琶湖版のSDGsである「MLGs」の達成にも取り組んでまいります。
本年もびわ湖を真ん中に、四季を味わい、未来をおもう、調和のとれた暮らしのリズム「シガリズム」のなかで、「健康しが」をつくってまいりたいと存じます。
引き続き、滋賀県人会の皆様の御理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、実り多い年となりますことを心からお祈り申し上げ、年頭の御挨拶といたします。

滋賀県知事
三日月 大造
全国滋賀県人会連合会 役員名簿
役職 | 氏名 | 県人会名 |
---|---|---|
会長 | 植本勇 | 大阪滋賀県人会 |
副会長 | 蔭山孝夫 | ふる里滋賀県人会 |
〃 | 小林洋一 | 東京滋賀県人会 |
〃 | 石倉宏 | 京都滋賀県人会 |
〃 | 三久保角男 | 名古屋滋賀県人会 |
〃 | 小野木孝二 | 岐阜滋賀県人会 |
〃 | 中村浩 | 千葉滋賀県人会 |
〃 | 平居匡儀 | 静岡滋賀県人会 |
〃 | 榎智寿 | 南カリフォルニア滋賀クラブ |

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